第4回アドボカシーカフェフォーラム 6/9(土)「『美味しんぼ』105 巻を読んで、みんなで語ろう!」(報告)

当日は雨の中 フォーラム6/9(土)「『美味しんぼ』105 巻を読んで、みんなで語ろう!」 においでいただき、まことにありがとうございました!

おかげさまで約100名のみなさんに参加いただきました。

ゲストの 雁屋哲さん、田中優さん、安井洋子さん、飛び入り参加の すとうさん のお話はもとより、
グループでのワークも大いに盛り上がり、さまざまなアイデアや交流、アクションの種が生まれました。

これからが楽しみです。
よろしくお願いいたします。

◆ ゲスト
雁屋 哲 氏

1941年、中国・北京生まれ。東京大学教養学部卒業後、電通勤務を経て漫画原作者となり、『男組』(画/池上遼一)『野望の王国』(画/由起賢二)などを手がける。83年、『美味しんぼ』(画/花咲アキラ)の連載開始。87年、同作品で第32回小学館漫画賞受賞。88年より、オーストラリア・シドニー在住
(『頭痛、肩コリ、心のコリに美味しんぼ』より)

田中 優 氏

1957年東京都生まれ。
地域での脱原発やリサイクルの運動を出発点に、環境、経済、平和などの、さまざまなNGO活動に関わる。現在「未来バンク事業組合」「天然住宅バンク」理事長、「日本国際ボランティアセンター」「足温ネット」理事、「ap
bank」監事、「一般社団 天然住宅」共同代表を務める。現在、立教大学大学院、和光大学大学院、横浜市立大学の非常勤講師。

著書(共著含む)に、
『シリーズいますぐ考えよう!未来につなぐ資源・環境・エネルギー?~?』岩崎書店
『地宝論』 子どもの未来社
『原発に頼らない社会へ』 武田ランダムハウス
『幸せを届けるボランティア 不幸を招くボランティア』 河出書房新社
『環境教育 善意の落とし穴』 大月書店
『おカネが変われば世界が変わる』 コモンズ
『今すぐ考えよう地球温暖化! 1~3』 岩崎書店、子ども向け
『世界から貧しさをなくす30の方法』 合同出版
『おカネで世界を変える30の方法』 合同出版
『天然住宅から社会を変える30の方法』 合同出版
『地球温暖化/人類滅亡のシナリオは回避できるか』 扶桑社新書
『戦争って、環境問題と関係ないと思ってた』 岩波書店
『非戦』 幻冬社
ほか多数。

ファシリテータ:青木将幸(あおき・まさゆき)氏

1976年、和歌山県新宮市生まれ。1995年より国際青年環境NGO/A SEED
JAPANで様々な環境活動に携わる。2003年、青木将幸ファシリテーター事務所を設立し、会議・ワークショップ・話し合いの場の進行役として活動している。ネオニコチノイド問題をきっかけに、養蜂家にあこがれつつある。


開会のあいさつ(まちぽっと奥田)


美味しんぼ105巻を読みながら感想をシェア


知りたいことを書き出して


田中優さんが答えてくれます。


埋め尽くされるホワイトボード


優さんの話を受けてさらにグループワーク


今度は雁屋さん&安井さんから 取材時のお話など


ブレイクタイムは、藤原養蜂場さんのハニーキャンディー&国産小麦のドーナツなど。ごちそうさまでした!


アドボカシーカフェ4回を受けての ママさんたちからのシェア

未来に向けての私たちからの提案


今度は雁屋さん、田中優さん が「私たちができること」をテーマに対談
(雁屋さんの文字誤り。たいへん失礼いたします。すいませんでした。)


福島で合鴨農法などの有機農業を営む すとうさんも登場!


私たちができること グループワーク


こんなことから始めよう を大募集!


雁屋さんからさらにコメントも!


10個のテーマが創発され、それぞれにグループワークしました。


◆ ゲストのお話
・田中優さんから

田中さんからは、ネオ二コチノイド問題の仔細についてお話しいただきました。

 『日本は世界一の単位面積あたりの農薬使用量です。日本人の生真面目さゆえか、農薬はきっちり使わなければいけないと思っているようです。その反面で、途上国は農薬が高いためにたくさんは使えません。日本の農薬の基準はEU基準と比較すると、ブドウにいたっては500倍。この値は、ヨーロッパでは1年半かかって使用する量を1日で使うことになるほど甘い基準です。農協は、このように農薬を売ることで儲けるという仕組みになっています。
政府のデータを見てみると、野菜の残留農薬検査の結果は「調査なし、調査なし、調査なし」とあるように、ほとんど調査していない。これは非常に実態が知れない状況です。
 
 種苗会社は、種の時点でネオニコチノイドの溶液につけて、虫が寄ってこない種をつくります。その種を植えて、芽が出て、花が咲くとその花からもネオニコチノイドが検出されます。有機リン系農薬は、特有の臭いがしたので虫も逃げていました。しかし、ネオニコチノイドは無味無臭無色なので、ハチですらわかりません。ネオニコチノイド系農薬は水溶性農薬であるが故に厄介です。松食い虫対策で、ネオニコチノイドが最上流の山でヘリコプターで散布されます。そうすると、下流でもネオニコチノイドが検出されます。

 日本ミツバチは体温が高く38度くらいです、体温を冷やすために水を集めて共有する習性をもっています。ネオニコチノイドは水溶性の農薬ですから、その水に入っていることがあります。最近は濃度が薄くなっているので、すぐには死なず、脳が機能しなくなります。あるタイプの虫は集団で一つの生き物という仕組みになっていて、その統率が一番取れているのがミツバチです。その統率が取れなくなるので、ミツバチが巣に戻れないという本来ならあり得ないことが起こっています。
 
 虫は、アセチルコリンという物質で神経伝達し、人間はグルタミン酸で神経伝達をすると言われてきました。そのために、ネオニコチノイドを使用しても人間には影響が出ないという理屈だったのです。しかし、人間もかつては今程複雑な体ではなく、その名残が脳の奥にもあります。最近の研究で、脳の中の海馬の扁桃体、脳の一番原始的な部分にアセチルコリンの受容体が見つかりました。

 虫も人もアセチルコリンという物質を持っていて、それが受容体と結合すると神経細胞に信号が送られます。しかし、ネオニコチノイドは受容体に結合して、アセチルコリンがないのに神経伝達をおこして異常興奮を起こすニセ神経伝達物質なのです。また、ネオニコチノイドが分解していく過程でシアンという猛毒がでます。扁桃体は、意識・情動・自律神経を、リンパ球は免疫を、海馬は記憶を司っているのでそれらに影響がでる可能性があります。
こんな事例があります。3歳の男の子がブドウ狩りに行き、翌日ブドウジュースを作って飲んだ。先ほども言ったように、ブドウは特にネオニコチノイド汚染が酷いのです。そのジュースを飲んだ男の子は失禁、腹痛を起こし動かなくなりました。3日後には、ADHDの症状も出てしまいました。その後、汚染されたものを食べないようにしたところ、5日後に普通の状態に戻りました。
 
 ネオニコチノイドは果物、お茶、野菜、お米の順に多く使われています。また家の中でも、殺虫剤や蚊取り線香などで沢山の農薬を使用しています。一方、小学校のうち80%くらいでADHD対策のため補助職員をクラスに配置しているという現実もあります。
では、ネオニコチノイドを体外に排出する方法はないのか?食物繊維がキレート効果(有害物質を結合し体外に排出する働き)で、デトックス(解毒)するということが分かってきました。しかし、1950年のニンジンと比べると2005年のニンジンでは10%くらいしか栄養価がありません。健康のためにかつては1kg取れば良かったものが、同じ効果を期待すると現在はで10kg取らなければなりません。

 きちんと土作りして作った野菜は、今でも昔と同じくらいの栄養価があります。その野菜は、本来は10倍の値段で買ってもよいのではと思います。そのような野菜を消費者が買い求めるような社会にすれば、農家の方もネオニコチノイドを使わなくなるのではないでしょうか』

・雁屋哲さんから

 雁屋さんからは、「美味しんぼ」の取材に同行された安井洋子さんとともに、現在の食の問題に対する問題提起をいただきました。

 『私は、大学時代にレイチェル・カーソンの「沈黙の春」を読み、これはとんでもないことだと思いました。日本でもしばらくして有吉佐和子の「複合汚染」がでて、話題にもなりました。日本人はそのときは話題になるが、すぐに忘れて便利な方に流れる傾向があります。
 
 ネオニコチノイド問題は、消費者の皆さんの問題です。消費者がパチンコや娯楽などにお金はつかい、大事な食べ物には使わないために起こるのです。農薬を使ったお米と、無農薬で農業をしている須藤さんのところのお米、それぞれ5kgで2500円と5000円です。お茶碗一杯に換算すると10円か20円しか違わない。それでも、消費者は安い方を買うんです。果物もそうです、消費者が形や色が綺麗なのがいいというから、農家の方は農薬を使うんです。

 また、今日では化学調味料を使っていない食べ物はほとんどありません。京都の漬け物屋も、化学調味料を使わなくなった途端に味が落ちたといわれたそうです。化学調味料に毒されて何が本物の味かが分からなくなってきているんです。

 ある農協でお話を聞いたときには、「農薬は体に良い」とまで言っていました。なぜかと聞くと、「戦後これだけ寿命が延びたのは、農薬が体にいいからだ」と言っていました。信じられないことです。
 
 環境破壊が悪い、農薬を売る農協が悪いといいますが、消費者意識が低いためにそういったことを招いているんだと私は思います。消費者が、農薬を使っていない良い野菜は高くても買うというように行動すれば、農家も農薬を使わないようになると考えています。』

◆ 子育てママの発表
 

 当初は特にネオ二コチノイド問題に高い関心のあったわけではない3人の子育てママさん達から、これまでの企画を通じて何を感じ、どう考えたのか発表していただきました。

 『毎日の子どもの食事を担っていますが、ネオニコチノイドについて全く知りませんでした。そして、自分がいかに色々なことに関心を持っていなかったかとショックを受けました。ネオニコチノイドは害虫に限らず、ミツバチにも作用します。ミツバチがいなくなると、ミツバチによって受粉する作物は実らなくなります。また、他の昆虫にも作用するということは、生態系のピラミッドの基盤が揺らぐ事でもあり、鳥や動物がいなくなるだけではなく、さらに大きな影響が考えられます。

 そして、ネオニコチノイドは人体には影響はないと言われてきましたが、最近の研究では否定されてきていて軽度発達障害や心の病の一因とも言われています。心の病に化学物質が影響していることも私たちは知らず、驚きました。
 
 食べる前に野菜をよく洗えば、農薬は落ちるんじゃないかと思っていたのですが、ネオニコチノイドはなんと洗っても落ちない。また、日本は世界一の農薬使用量。農薬の規制が世界と比べても緩いと聞いて、いったい誰のための規制なのかと思いました。一方で、連続企画の中では農薬を使用している生産者の方の現状をうかがう機会もありました。

 生産者の方も農薬を使用すると体に不調をきたし、良い事ばかりではないということも知る事ができました。しかし、消費者が虫食い野菜を嫌い、旬を気にしないことが生産者の方に農薬を使わせているという一面も見えてきました。
ネオニコチノイドの危険性が伝えられてきている現在でも、変わらず使われ続けている理由には、農協や農薬会社の農薬を売りたいという事情があるからではないかと言われています。

 ネオニコチノイドは農薬以外でも、身近で使われていることも知りました。食べ物からだけでなく、ペットの蚤取りや蚊取り線香などから、触って、吸い込んでいるかもしれません。
 
 第2回で、大竹先生から予防原則を学びました。予防原則とは「潜在的なリスク(脅威)が存在するというしかるべき理由があり、しかしまだ充分に科学的にその証拠や因果関係が提示されない段階であっても、そのリスクを評価して予防的に対策を探ること」。日本では、環境省が第三次環境基本計画で指標として出しています。しかし、この予防原則が適用されたことはないそうです。EUではネオニコチノイドに予防原則が適用されています。この違いは何なのでしょうか?
 
 子どもを育てていて、成長するためには食べ物が大事なんだという思いから、毎日の食べ物を選ぶ時には無農薬や減農薬のものを選んでいます。しかし、どこでどんな農薬を使って作られているのかという情報までは知りませんでしたし、求めてもいませんでした。また、それを選ぶための情報もないんだと気づかされました。都会での暮らしの中では、生産と流通などに関わる現場を思いやることが難しかったと感じます。情報は主体的に取りにいかないと、なかなか得られないことを実感しました。
 
 これまでの日本は経済成長一辺倒で、豊かになることを目標に歩んで来ましたし、私たちはその恩恵に浴してきて、経済成長を支えてきた方々には感謝しています。しかしその一方で、環境への影響が取りざたされるたびに、「ただちに影響はない」、「これが原因とはいいきれない」など経済的理由が優先されてきたことを、公害などの歴史的な事実から私たちは学ぶことができます。経済成長のみを追い求めて来た価値観が、いま転換点にあるのだろうと思います。
 
 私たちが今暮らす社会は複雑で、原因と結果が一対一という分かりやすい関係にはありません。存在する全ての物がそれぞれ影響しあっていて、それは自然についても社会についても同じだと思います。EUでは予防原則の適用についての共通理解があるようですが、日本にはまだありません。日本は、環境への影響と経済への影響と意見が対立したときに、その解決に向けた議論の場もなければ、話し合いのルールも決まっていない状況にあるように思います。
 公害で被害に合われた方々は、健康や生活環境をないがしろにされたとの思いをいだいているに違いないと思います。これは、社会のあらゆる場面で言えることだと思いました。EUとの違いはなんだろうと考えたときに、ある回でこれは民主主義が根付いているかの差なんじゃないかという意見がありました。確かに、私たちは自分のことは自分で決めるということがとても難しい社会に生きています。自分たちのことは自分たちで決めるという、暮らしの主権を私たちの手に取り戻したいと思いました。
 
 そんな中、私たちが自分で出来るマイ・プロジェクトを考えました。
 

  • 店頭で商品を選ぶときには成分表をみてから購入したい
  • 安心や安全に対して常にアンテナを張りつつ、情報は鵜呑みにしない
  • ママ友だけでなく、自治体の情報にもネットワークをはる
  • 予防原則に基づいて考え、それを価値観の合う人と共有する
  • 子どもとの生活の中で食べ物について、環境について伝えていく
  • 課外授業に養蜂家の方を呼んでみる 
  • 無農薬野菜の感想などをブログにアップする
  • ラジオなどへ投稿するときに、ラジオネームを「ネオニコフリー」にしてみる

◆ ママたちの感想
 
詳細はこちらをご覧ください。



◆ 映像アーカイブ

その1(100分):

その2(95分)


田中優さんのプレゼン(抜粋)


雁屋哲さんのプレゼン(抜粋)


田中優さん+雁屋哲さんのプレゼン(抜粋)


ママたちのプレゼン(抜粋)

※当日の中継はIWJさんにお手伝いいただきました。ありがとうございました!


★テキスト中継まとめ
ねねね、ネオニコチノイドってなあに? 『美味しんぼ』105 巻を読んで、みんなで語ろう!( 星川淳さん実況まとめ)
http://togetter.com/li/318056

(Cafe OHANA さん ありがとうございます!)


■ アンケート
ご回答ありがとうございました!

感想

今日はありがとうございました。
市民一人一人が意識改革、行動にうつすことを大切にしていかなければいけないことと強く考えさせられました。また、いろいろな方面でご活躍されている方々にお会いできお話する機会を得られ貴重な時間を提供していただきありがとうございました。

自分の認識不足に気づかされました。情報を鵜呑みにせず自分の眼で、体で感じ確認することが大事だと思いました。生産者の方に直接お会いできた事、真実の話を直接お聞きできました事、大変有り難く思いました。
田中優さんのご活動にはいつも頭が下がります。このような集いを企画していただきまして、ありがとうございました。

いろいろな気づきがあった。またそれが実践に結びつくものもあったのは他の企画と違っていると思います。

有意義でした。「反対活動家」にならなくても日常の中でちょっとしたアクションをつみ重ねることで意識を高くもっていこうという言葉に心をうたれました。3人のお母さんたちの意見を聞きながら、進んで来た事で難しいことも自然に自分の中に着地して吸収された気がします。

新しく知らない事を知る機会ができて、そして自分たちが出来ることについて考える機会をいただいて良かったです。

知識のなかったネオニコチノイドの現状を聞いて、とても怖いと感じました。私は千葉から有機野菜を買って、洗剤も合成は使わずに出来る限り自然にと心がけているつもりです。しかし夫は無関心ですし、また住まいの環境や地域の現状など力の及ばなさをまた思うところです。「消費者皆が悪い」という雁屋さんの話がしみました。

本日初めて参加させていただきました。
ネオニコチノイドについても初めて知り、知らないって怖いなと感じました。今回参加している方は皆さん食に関する意識が高い方ばかりですが、実際消費者の多くは食への関心の低い人だと思います。そのような人たちがネオニコのことを知り、その上でネオニコフリーのものを選択するようにすることは非常に難しいことだとは思いますが、そうなるように社会が変わっていけばいいと感じました。

ネオニコチノイドの事が今回のフォーラムで良くわかりました。

とても勉強になりました。まずは行動!

今までよりも更につながりが出来て、ネオニコを通して色んな事を幅広く共有できました。

意識を変えること、行動につなげることの大切さと難しさを実感しました。

社会って複雑で大変なことになってきていることがよく解りました。テーブルのトークでも自給率、大規模農業、農薬、見た目のきれいな野菜消費者とすべてがからみ合ってのが、どうしてもほどけないとの話にまでなりました。解っていても泥沼から抜け出せない現状をどうにかしたい。今日、雨の中たくさんの方がいらしたことにおどろいだ。この人たちでネオニコが広がっていけるのではと思う。



今後に向けた意見

自分が出来ることは何かをもう一度考え、実行に移していきたいと思います。

生産者の方にお会いできる機会をもっと作ったら素敵だなあと思いました。スミマセン、人任せのような書き方で・・・

最後の話し合いの時間をもう少しほしかった。

楽しくやることが、人を動かす、地球規模で環境を考えた行動ができる、そのアイディア、そんな仕組みをかんがえていく様なつながりが広がっていくような、活動ができるといいなと思います。
ありがとうございました。

子育て世代の私たちが正しい選択を心がける事、反対の声をあげていく事が大事なのだと思います。

遺伝子組み換え種子やモンサント、TPPに関した情報を知らせて欲しい。

子育て関連の企画があれば興味があります。みんなで外にworkshopいくのもいいと思いました。
例)ミツバチを見に行くetc.

ネオニコなど全く環境などに無関心な人々にどうしたら、こういう会にふれる事ができるのでしょうかね。こんなに充実した集まりなのに・・・

まず、無理をしないでできることとして、自然観察会の企画運営を通して参加者にネオニコチノイドや農業に関する話題提供をして私なりの情報発信を始めます。

ネオニコ問題を様々な人と活かすようにしたい。友人にこのシンポのメールはしたが、反応はイマイチ。続けて行えないと広がらない。無農薬田んぼをやっている。微力だけど、広げたい。小学校でのコンポストから土作りをしている、野菜を育てる事で子ども達と未来を考える活動にしたい。


 

■ 開催時情報 ■
 
フォーラム「ねねね、ネオニコチノイドってなあに?」
-新農薬ネオニコチノイドについて“未来に向けたみんなの意見”づくり大公開-
~「美味しんぼ」105 巻を読んで、みんなで語ろう!~

「ミツバチが大量死する」という現象を耳にしたことはありますか?
いま、かのレイチェルカーソンが指摘した「沈黙の春」や「実りのない秋」が現実のものになってきているかもしれません。ネオニコチノイドという新しい農薬は、その原因となる可能性があります。長年、弊害が指摘されてきた有機リン系農薬に替わって、特定の昆虫にだけ作用し人体や環境への影響は少ないというふれこみでネオニコチノイド系農薬は登場しました。その使用量は、日本においてこの10 年で3倍に急増しています。私たちが口にするお米や果物の多くに、ネオニコチノイド系の農薬が使われるようになりました。その使用と同時にミツバチの大量死や人間への悪影響が報告されていることは、偶然なのでしょうか。

この問題はまだ一般にほとんど知られていませんし、ネオニコチノイドが原因だということが科学的に完全に解明されたわけでもありません。また特に果物農家では、まったく使用しないと生活ができないという声もあります。そこで私たちは、この問題を理解し、どう考え行動してゆくとよいのか?を考えるアドボカシーカフェを企画し、これまでに3つの視点から議論を積み重ねてきました。そこから見えてきた問題提起を「次の世代を考えている普通のお母さんたち」が、今回のフォーラムで行います。

日時:6 月9 日(土) 13:30 ~17:30
(事前申込制 定員200 人)
場所:国立オリンピック記念青少年総合センター 国際会議室
http://nyc.niye.go.jp/facilities/d7.html
資料代:1,000 円 (学生は 500円)

ゲスト:
雁屋哲さん(『美味しんぼ』原作者)
田中優さん(環境問題活動家)

企画のきっかけとなったのは、人気マンガ『美味しんぼ』の105巻です。食と環境問題の関連を描くなかで、ネオニコチノイド系農薬について、わかりやすく、詳しく描かれています。フォーラムには『美味しんぼ』の原作者・雁屋哲さん、環境問題に精通する田中優さんにご登壇いただき、「お母さんたち」や、ご来場のみなさんとの質疑応答・意見交換の時間も設けます。「お母さんたち」は、小さなお子さんを持つ御三方。これまで3 ヵ月に渡ってネオニコチノイドについて学んできました。田中優さんには、鋭いトークでこの問題の「肝」をお話し頂きます。

このフォーラムは登壇者のお話を一方的に聞くだけの場ではありません。ご来場いただいた皆さんと、色々な意見交換を進めながら、わいわいと深めてゆければと思います。みなさんの忌憚のない意見を、ぜひお聞かせ下さい。そして、皆さんとともに自分たちの未来を自分たちで選択していくための、一つの行動指針をつくり上げたいと思っています。

私たち自身や、子ども達のためにも、ともに考え、行動してゆきましょう。

ぜひ「美味しんぼ」105 巻を読んできていただきたいと思います。

主催:
認定NPO 法人まちぽっと
一般社団法人actbeyondtrust
国際環境NGO A SEED JAPAN

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